補助金申請のポイント②
もう師走です。一年が経つのが早いです。
もう12月も8日となり、年賀状の準備など、何かと忙しい時期になってきました。年齢を重ねると1年経つのが早いって言いますが、これには理由があるようです。
人間は、未経験のことをやっているときは、時間が長く感じるのだそうです。子供のころは、日々新しいことを発見して、驚きや喜びを感じることが多かったと思います。一方、大人になると、いろいろなことを経験をしてきたため、新しいことに出会うチャンスが減り、日々の生活を淡々と繰り返す時間が多くなる傾向となり、どんどん時間が早く感じられるということだそうです。
年をとってもこうしたことに抵抗するには、例えば旅行も毎回お気に入りの場所に行くのではなく、敢えて毎回違うところに行ってみるとか、通勤経路もたまには変えてみるのもいいかもしれません。できることなら、年齢を重ねても、新たなことにチャレンジをして驚きや喜びを感じ続けていきたいものです。
作成する文章の量をクリアしよう!
それでは、「小規模事業者持続化補助金」を例にとってその申請のポイントを説明していきたいと思います。「経営計画書兼補助事業計画書①」というものを作成するわけですが、「経営計画」と「補助事業計画」で、この2つの計画をA4「8ページ」分を作成することになります。
まず初めの壁がこの「8ページ」という量で、文章を書きなれていない方からすると、いったい何を書いたらいいのだろうと、この段階で脱落する方もいらっしゃると思います。しかし、とにかく「8ページ」分の資料を作らない限りは、補助金申請のスタート台にも立てないので、ここはクリアしていただきたいと思います。
作成のポイント
どんなところに注意して、「経営計画書兼補助事業計画書①」を作成すればいいのかは、以下のとおりです。
1.だらだらと文章を書いてはいけません。(箇条書きにできるところは箇条書きに)
2.ご自分の事業の内容を、第三者に理解してもらえるよう、絵で表す工夫をしましょう。
3.「SWOT分析」を使い、強味・弱みなどを客観的に捉えましょう。
4.根拠づけの数値をできるだけ多く使うようにしましょう。
5.抽象的な説明ではなく、できる限り具体的な内容にしましょう。
6.補助事業による顧客拡大が「絵に描いた餅」になっていませんか?
ポイントは以上ですが、次回はいくつかピックアップして、詳しく説明していきます。
※補助金については、こちらもご覧ください。https://office-takashita.com/subsidy/