建設業界のロボット化②
建設業界のロボット化については、一つはマシンコントロール等の「ICT建機」があります。
そもそもICT建機とは何かということですが、情報通信技術を取り入れた重機のことで、別の
言い方にすると、マシンコントロールやマシンガイダンスの機能を搭載した建設機械のことです。
マシンコントロールの方は、自動車で例えるなら、自動運転のことで、施工箇所の2D・3D設計
データをリアルタイムで入手し、設計ラインから外れた操作は行えず、ブルドーザー等の重機が
自動的にコントロールされます。
もう一つのマシンガイダンスは、自動車で例えるならカーナビで、リアルタイムに入手した設計
データと現況地盤データに基づき、その情報をモニター等で確認しながら、オペレーターである
人間が重機を操作します。
では、これらのICT建機の導入効果や課題について、次回、一緒に見ていきましょう。